日中のデイサービスと異なるお泊りデイサービス

日中のデイサービスと異なるお泊りデイサービス

夜間対応のデイサービスとは

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お泊りデイサービスと呼ばれている

夜間対応のデイサービスは、日中のデイサービスで夕方の送りの時間以降も引き続き利用できるサービスのことです。お泊りデイサービスとも呼ばれており、夕方以降も仕事などで家を空ける家族にとって利便性の良いサービスとして需要が高まっています。家族の仕事以外にも、レスパイトや観光葬祭などの急な用事の際にも活用できる、柔軟性の高いサービスです。日頃慣れ親しんでいる日中のデイサービスを延長する形で利用可能なため、利用者にとってはまったく知らない場所に宿泊するよりも安心できるでしょう。
夜間帯のデイサービスの運営は、厚生労働省によってガイドラインが定められています。夜間の宿泊時間帯の人員は、介護職員または看護師(准看護師)を1人以上配置することが必須です。また、食事介助を行う人員も確保する必要があり、責任者の配置も求められます。宿泊室は4畳以上の広さを確保し、もしも個室が用意できない場合はパーテーションで区切ってプライベート空間の確保に努める必要があります。

ショートステイや日中のデイサービスとの違い

デイサービスは、基本的に朝から夕方頃までサービスを提供します。一方、夜間対応デイサービスは、日中のデイサービスの利用終了時間が来てもそのまま延長して宿泊できるサービスです。このサービス提供時間は、双方のデイサービスの大きな違いです。サービス提供時間に合わせて、介護士の働き方も異なります。日中のデイサービスは介護士の働き方も日勤のみですが、夜間対応の場合は夜勤のシフトに入る必要があります。
ショートステイも夜間対応デイサービスと同じ宿泊タイプのサービスですが、双方で明確な違いがあります。ショートステイは、家族の冠婚葬祭や出張などの理由で一定期間自宅で介護ができない場合に短期間滞在できるサービスです。また、入所施設の空き待ちの期間に利用されるケースもあります。一方、夜間対応デイサービスは基本的に日中のデイサービスの利用者のみが利用できるサービスです。介護保険の適用に有無にも違いがあります。ショートステイと日中のデイサービスは介護保険が適用されますが、夜間対応デイサービスは適用外です。

働く魅力

夜間対応デイサービスは文字通り夜間に勤務する必要があり、介護士は給与に含まれる諸手当の一部に夜勤手当が支給されます。効率的に収入を得たい方にも、夜間対応デイサービスでのお仕事はおすすめです。「夜勤に入りたいけど、できるだけ少人数規模の施設で働きたい」という希望をお持ちの方にも適しているでしょう。
他には、日中の時間を有効活用できるのも夜間対応デイサービスで働く魅力です。日中営業のデイサービスでは日勤帯で働く必要があるため、日中に営業している店舗や役所、銀行などを利用しづらいのがデメリットといえます。しかし、夜間対応デイサービスの場合は夜勤のシフトに入り、日中は自由に過ごすことができます。

今人気のデイサービスのお仕事

デイサービスはこれから日本が迎える超高齢化社会においてとても重要な役割を担う施設です。そのため国が労働環境に関する問題に積極的に動いてくれるため、実は働きやすい職場が多いです。

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